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2013.11.15

東日本大震災復興支援メンタルケアプロジェクト「つぼトントンセラピー(EFT)」体験会 in 仙台(2013年11月11日)

2013年11月11日 仙台市パーソナルサポートセンターにて、体験会を開催しました。 パーソナルサポートセンター(PSC)のスタッフさんたちは、仮設住宅の巡回を毎日されています。と、同時にご本人たちも被災されている方たちです。支援する立場で起こるストレスと、ご自身がもつストレスを軽減するのに、EFTが役立つのではないか、ということで、ご興味をもってくださり今回の開催につながりました。 体験会には、PSCのスタッフさん以外にも、体験してみたいと参加された方、また気仙沼での講習会に参加された5名の方もわざわざ気仙沼、東松島から駆けつけてくださいました。 気仙沼での講習会に参加されたみなさんから、実際にEFTを体験、学んで、自分に起こった変化もお話いただけました。ナマの声は説得力がありますね♪ 今回の体験会でのデモンストレーションは、2件! 1件目は、旦那さんにタバコをやめてほしいのに、やめてくれない。煙を見るだけで(匂いがするだけで)いやだ」というテーマでした。嫌悪感や、無力感を解放してきました。解放が進んでいくと「単に主人がタバコを吸っている、という事実があるだけ、という感じがする」とおっしゃり、高ぶっていた感情も落ち着かれました。EFTのすごいところは、セラピストが無理に何かを変えようとしなくても感情や思いが解放されると自然と認知のシフト(今回の例でいうと、「○○という事実があるだけ」という認知に変化する)が起こるということです。自分を苦しめていた思いが緩んでいくと同時に、その出来事に影響をされなくなることが起こるということです。 2件目のケースは、PSCさんのスタッフの男性でした。資格取得のための試験なども控えているので、毎日の晩酌をやめたい、というテーマでした。1日の仕事を終えて、ビールを飲む時が「ほっとする」とおっしゃっていたので、日常感じていらっしゃるストレスや緊張などにフォーカスをしてEFTのタッピングをしていきました。最後には、「週末だけの晩酌にできそう」、「今までのサイクルから変えることができそう」とおっしゃっていました。

↓画像をクリックするとスライドショーで表示されます。 PSC体験会画像

最後に、参加者のみなさんでグループタッピングをしました。テーマはみなさんに共通していた「疲れ」、「不安」、「怒り」、「肩こり」、「心の疲れ」という言葉を入れてタッピングをしていきました。 今回ご協力いただきましたPSCさん、ご参加いただいたみなさんありがとうございました! ハートレジリエンス協会(旧:ハートサークル)では、つぼトントンセラピー(EFT)が必要な方に届くよう、引き続き体験会、講習会の企画、開催を計画していきたいと思います。よろしくお願いいたします。