もし、“一番欲しいものは何ですか?”と尋ねられたら、あなたは何と答えますか?
答えはみなそれぞれ違うでしょう。しかし、究極的には誰しも心(ハート)が喜ぶこと、つまり「心の幸せ」をきっと求めているはずです。

一方現代社会を振り返ると、人の心(ハート)よりも、効率性、利益、生産性、スピード、成績といったものが重要視されてきました。感じる(ハート)ことよりも考えることが大切だと私たちは教わり、常に理性的であることを求められてきました。

しかしこのように、心が置き去りにされてしまったことで、日本は自殺率が世界でも最も高い国の一つとなってしまい、引きこもりや欝などで社会参加ができない人の数も年々増え続けています。

また、根性論的な考え方も未だに強く、何が人の心を病ませ、どんなことが健康な心を育むのかなど、心について学ぶ機会もほとんどありません。そのために傷害事件になったり、病気になるまで、人の心が病んでいることに気がつかないことも多くあります。

そこでハートレジリエンス協会では、頭と心のバランスが取れた社会実現に向けて、

“もっと自分の心に目を向けてケアをしませんか?”
“ハート(喜び、情熱、愛、優しさ)を生きる中心に持って行きませんか?”

ということを提唱しています。

心が健康であってこそ、頭脳や理性も輝き、そして高い気力も生み出せます。

それでは、心のケア、心の健康にとって一番大切なものとは一体何なのでしょうか? 多くの人の心の悩みに直接向き合ってきた私たちが確信を持って言える答え。それは「自己愛」です。自分の中に愛があれば、私たちの心は満ちて力強く前向きな気持ちになれます。しかし、自分の中に愛がないとき、私たちの心は空虚になり、無力で弱い気持ちになってしまいます。

ハートレジリエンスという言葉には、ハートを生きる中心に、そして自己愛でしなやかに強い心を育むという意味が込めてあります。自分を愛せて、はじめて人が愛せる、自分が幸せになって、はじめて人を幸せにできる。

安全で活気にあふれた社会を目指して、心の健康に貢献していくことが私たちの夢であり、情熱です。

 

代表理事:溝口あゆか

 


当協会は、2011年の東日本大震災をきっかけに被災者の心のケアを目的として作られた「ハートサークル」がその前身となっています。ストレスとトラウマ解消に経験と熱意がありセラピストグループを組織し、体験会や講習会、個人セッションを東北各地で開催してきました。また、2015年より拠点を東京表参道に移し、その活動を東北から全国へと広げ始めています。